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リーガルハンズ・ニュース

第1回「総量規制導入、その後」(2010.10.01)
■貸金業法が改正されました
 消費者金融・クレジットカード会社などの貸金業者に適用される法律があります。この法律のことを「貸金業法」といいます。
 この貸金業法が2006年に改正され、今年の2010年6月18日に完全施行されました。
 改正の目的は、返済しきれないほど借金を抱えてしまう「多重債務者」の増加が社会問題になっており、この問題を解決するために、貸金業法が改正されました。

■総量規制とは
 この度の貸金業法の改正で、新たに導入された規制があります。この規制を「総量規制」といい、内容としては「借入残高の合計が、年収の3分の1を超える場合には、新たな借り入れができなくなる」という規制です。
 すなわち、収入がない専業主婦の方は、原則として借入ができなるということでもあります。
 この規制ができることによって、今までA社の借金を返すために、B社から借りる。B社の借金を返すためにC社から借りるといったような自転車操業ができなくなったのです。
 そのような規制をすることによって、多重債務者を減らすことが規制の狙いです。

■グレーゾーン金利の撤廃
 もう1点、改正の目玉があります。金利についてです。
 以前までは、利息制限法の上限金利は20%、出資法の上限金利は29.2%でした。
 この2つの法律の金利の間である20%~29.2%の金利のことを、「グレーゾーン金利」といいます。
 このグレーゾーン金利でお金を貸している貸金業者が多くありましたが、この度の改正で、出資法の上限金利を利息制限法の上限金利と同じにしました。
 すなわち、①10万円未満の場合、20%以下、②10万円以上100万円未満の場合、18%、③100万円以上の場合、15%と改正されました。

■利息制限法を超える貸付けは、違法
 改正によって、利息制限法の上限金利を超える金利での貸付けは無効になりますし、行政処分の対象にもなります。
 また、出資法の上限金利を超える金利での貸付けは、刑事罰の対象にもなります。

■消費者金融など貸付けが大幅に減少
 この法律が施行されてから約3ヵ月が経ちますが、消費者金融の21社の貸付け総額が、51%も減少しました。クレジットカード会社の26社の貸付け総額も、26%減少し、両業界とも過去最大の減少となりました。

■貸付けが減ったことはいいこと?
 貸付けが減ったということは、新たな借り入れが減ったということです。
 しかし、ヤミ金に流れて行っている懸念もあります。
 ヤミ金とは、国や都道府県に貸金業者としての登録を行っていない業者のことを言います。登録を行っていないため、貸付け状況の把握をすることができません。
 このヤミ金業者は、高金利で貸付けをしたり、暴行・脅迫などを使い違法な取り立て行為をします。
 利息も法定利息を超える金利のため、返済もますます苦しくなることでしょう。
 また、暴力・脅迫などを使い違法な取り立てによって、精神的にも苦しめられるでしょう。
 したがって、そのようなヤミ金からは絶対にお金を借りてはなりません。
 もし、お金を借りることができなくなってしまったのであれば、司法書士や弁護士などの専門家に相談しましょう。  
 当事務所でも自己破産の無料相談をおこなっております。お気軽にご連絡下さい。

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