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第6回「武富士、120万人が過払い金を未請求か」 (2011.03.01)
■武富士の債権届出期間が満了
 更生手続開始決定がなされた武富士の債権届出の期限が2011年2月28日をもって満了しました。
 払い過ぎた利息である「過払い金」がある方は、この債権届出期間内に届出をしなければ、原則として「過払い金」は取り戻すことができません。
(例外として、2011年2月28日までに債権届出書の申し込みをして、債権届出書が到着してから2週間以内に返送した場合は、債権届出期間内ではなくても届出は認められています)

■過払い金ってなんで発生する?
 では、過払い金はどのような場合に発生するのでしょうか?
 2010年以前には、上限金利ついて定めた法律が2つありました。
 1つは「利息制限法」という法律であり、もう1つは「出資法」という法律です。
 それぞれの法律で定められていた上限金利は、異なっており、「利息制限法」の上限金利は20%であり、「出資法」の上限金利は29.2%でした。
 現在では、「出資法」の上限金利は20%に引き下げられましたが、引き下げられる以前までは、消費者金融などの貸金業者は、「利息制限法」の上限金利の20%と「出資法」の上限金利の29.2%との間の金利で貸し付けをしていました。
 この20%から29.2%までの金利のことを「グレーゾーン金利」と呼ばれています。
 貸金業者が、利息制限法の上限金利を超えた「グレーゾーン金利」でお金を貸していた理由としては、貸金業法という法律の中で、『利息制限法を超える金利で返済されても、本人が任意で支払ったものであれば受け取ってよい』という規定があったからです。
 しかし、2006年の最高裁判所の判決で、グレーゾーン金利での貸付けを事実上認めない判断をしました。
 そのためグレーゾーン金利で借り入れをしていた人に、払い過ぎた利息である「過払い金」が発生している場合がでてきたのです。

■債権届出の80万件
 武富士は当初、過払い金の返還請求ができる人は200万件に上ると予想していて、未請求額にいたっては1.5兆円にものぼると予想していました。
 しかし、武富士の債権届出期間内に提出された届け出は80万件。
 予想より、120万件も少ない件数となりました。
 理由として考えられるのは、「過払い金」の存在を知らなかった人や、「過払い金」の存在を知っていても自分には過払い金が発生しているとは思ってもいなかった人がいたからだと考えられます。
 実際に、当事務所に寄せられた相談の中にも、武富士からの債権届出期限についての通知をみて、はじめて過払い金の存在について知った方や、自分に過払い金が発生していたことを知った人が多くいらっしゃいました。

■過払い金は取り戻すことができます
 過払い金は取り戻すことができます。取り戻すことができるのにも関わらず、取り戻さないのはあまりにもったいない話です。
 過払い金は、払い過ぎた利息であり、払わなくてもいいお金だからです。
 極端な例かもしれないですが、それは、落としたことに気付いたお金を拾わないのと同じと考えることもできます。
 100万円を落としたことに気付いたのにも関わらず、それを拾わない人はいないでしょうが、実際に、過払い金が100万円以上も発生していた方もいらっしゃいます。

■過払い金はいつまでも取り戻すことができる?
 過払い金は取り戻すことができますが、いつでも取り戻すことができるといったらそうではありません。
 法律には「時効」という制度がありますので、過払い金は、取引が終了した時から10年が経つと、取り戻すことができなくなります。
 また、今回の武富士のように、会社更生法が適用される場合もありますし、アイフルのように事業再生ADR(裁判外紛争処理手続き)を申請する場合もあります。
 こうなってしまうと、過払い金がほとんど戻ってこないことが予想されます。

■もし、過払い金があると思ったら…
 繰り返しにはなりますが、過払い金は払い過ぎたお金であり、取り戻すことができるのです。取り戻すことができるのに、それを放っておくのはあまりにもったいない話です。
 武富士の例をみて分かるように、過払い金を未請求の人は沢山いると予想されます。
 もし、グレーゾーン金利で借り入れをしていたご経験のある方は、手遅れになる前に、リーガルハンズまでご相談ください。
 相談料は何度でも無料になっておりますので、お気軽にご相談ください。

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